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葛餅は池上本願寺が発祥の地!虫歯予防のためにも美味しい葛餅を食べながらお茶を飲みましょう

梅雨特有のじめじめっとした重い空気を感じると、見た目に涼し気なお菓子やお抹茶などで気落ちを一新させたくなる――そんな方も少なくないのではないでしょうか。
紫陽花の鮮やかな色味を再現したもの、道明寺をくるりと包んだプルプルの触感がうれしい葛などなど、梅雨時に食べたいお菓子が山ほどあります。しかし、季節を問わずに食べたくなる和菓子もあるのも本音ですね。そうした和菓子のひとつが、ここ大田区が発祥の地とされる「葛餅」です。

池上は葛餅発祥の地

池上は葛餅発祥の地

葛餅の発祥の地は、日蓮宗の大本山 池上本門寺のある池上だとされています。
池上本門寺は、日蓮宗の開祖である日蓮上人が61歳で最期を迎えられた霊場。日蓮上人が病気療養に向かう途上、この地にあった郷主・池上宗仲の館で亡くなったのを機縁に、寺域として寄進されたのが池上本願寺です。約7万坪にもなる広大な土地を寺苑としており、昭和20年の空襲で焼けた旧大堂は、戦国武将・加藤清正が建立したもの。
この池上本門寺で生まれた葛餅は、関西出身の方がイメージするような、葛粉で作られた「葛餅」とはまったくの別物。葛粉ではなく、小麦粉からグルテンを分離させたあとのでんぷんを発酵させて作る江戸発祥のスイーツで、「久寿餅」とも呼ばれています。はんぺんのような白さが特徴で、ねっちりもちもちとした食感が江戸庶民に愛されてきました。

江戸庶民に愛された葛餅の名店

「久寿餅」発祥の地・池上本門寺界隈には、「久寿餅」の老舗とされるお店がいくつも軒を連ねています。
その中でもひときわ歴史が古いのが、宝暦2(1752)年に創業された「浅野屋本舗」。池上駅前にあり、いつも大勢の人でにぎわっています。「久寿餅」を最初に作ったお店としても有名で、生麩のような軽いもっちりした小倉葛餅が大人気。独特の風味がある葛餅とほどよい甘さの小倉あんの組み合わせが絶品なのだとか。その場ですぐ葛餅を味わいたいという方のために、喫茶室も併設されています。
さらに、江戸時代に創業された老舗として忘れてはならないお店のひとつが、「池上池田屋」です。建物がリニューアルされていて、ゆったりした中で久寿餅をいただくことができます。三角形にカットされた久寿餅にほのかな甘さのきな粉がたっぷりかかっているのが、池上池田屋の特徴。ここに上品な甘さの黒蜜を合わせることで、絶妙の味わいが広がります。
また、池上本門寺通り商店会の通りにある「浅野屋本舗」の葛餅は、弾力がしっかりしており、もちもちな食感好きにおすすめ。やや甘めな黒蜜ときな粉の風味が合わさることで、よいバランスが生まれています。

糖分と虫歯菌とは共犯関係

武蔵新田まつ歯科クリニックのある大田区には多くの歴史と伝統が守られています。池上本門寺の界隈で食べることができる葛餅も、そのひとつ。葛餅のもちもちとした食感や、そこにかかった黒蜜は、現代に至るまでに受け継がれてきた伝統の味です。
この伝統の味を心から楽しむために、普段私が心がけているのが、日ごろからのお口のお手入れです。
葛餅は、もちもちとした歯ごたえがありながらも歯にひっつきにくく、虫歯にはなりにくいというイメージを抱いておられる方が多いでしょう。しかし実は、葛餅と切っても切り離せない黒蜜こそ、糖分の塊。この糖分と虫歯菌とは、共犯関係にあるのです。
糖分を摂ることで、虫歯菌の活動が活発化し、虫歯にかかる確率も上がる――そう知ると、葛餅を食べたあとにはケアが必要になるという言葉に、素直に頷けるのではないでしょうか。

緑茶で甘いものを食べたあとのケアを

緑茶で甘いものを食べたあとのケアを

甘いものを食べたあとにお口のケアが必要だとは言っても、外出先ですぐに歯を磨けない場合もあります。こういった場合に有効なのが、緑茶です。
緑茶の中には、抗菌作用や殺菌作用を持つ成分が含まれており、歯にもとても有益に働くのです。この成分を「カテキン」と言いますが、抗酸化作用が強く、細胞の老化を予防したり、食中毒菌を抑制したり、インフルエンザ予防にも効果があるとされています。この抗酸化作用が歯に働くと虫歯菌の活動を抑えたり、歯垢(プラーク)の形成を予防したりすることができるのです。
緑茶にはさらに、フッ素も少量含まれています。フッ素は、虫歯の進行を抑え、歯を石灰化させる成分。フッ素入りの歯磨き粉などが販売されているように、歯の健康を考えるうえでは非常に大切なものです。
このカテキンとフッ素とを同時に含んでいる緑茶が虫歯予防の飲み物として注目されるのも、当然の成り行きでしょう。

まとめ

緑茶に含まれるカテキンが浸出させるための温度としておすすめなのは、約60度前後。これ以上高温で入れると、カフェインの量が増えるため、夜中に目覚めやすくなったり、カテキンの持つ渋みが増したりしてしまうからです。
フッ素による再石灰化を促進し、食事で傷ついた歯の表面組織を修復させるためにも、食後から30分ほどしてから温かい緑茶を飲んだり、緑茶で口をすすいだりすることをおすすめします。温かい緑茶が手に入らない場合は、コンビニなどで購入できるペットボトル入りの緑茶でも大丈夫です。
お口を健康に保ち、美味しいスイーツを心置きなく食べるためにも、こうした習慣を身につけてくださいね。

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