歯科コラム

地域によって「虫歯」の多い・少ないがある噂ってホント?

小学生の頃は毎年毎年歯科検診があって、歯医者さんの「Aマル~Cバツ~」みたいな呪文のような言葉を口をあけながらぼうっと聞いていた記憶があります。6年間虫歯がなかった子は表彰されたり、虫歯の診断がついたら歯医者さんにいかなくてはいけなくて落ち込んだり、懐かしい思い出ですよね。全国で行われている学校歯科検診ですが、歯の状態って、地域ごとに違うものなのでしょうか。

地域によって「虫歯」の多い・少ないがある噂ってホント?

地域によって約4倍の差が明らかに

●虫歯が少ない県はどこ?
文部科学省が行っている「学校保険統計調査」の平成26年度のデータをみてみると、全国の12歳児を対象にした一人あたりの虫歯の本数調査では、もっとも虫歯の本数が少ない県として新潟県があがっています。新潟県の12歳児の虫歯本数はなんと平均0.5本。1本にも満たないなんて、みんな歯がきれいなのですね。ちなみに第2位は愛知県、広島県、岐阜県が同率で、一人あたり0.6本。こちらも1本に満たずほとんど虫歯がないという結果でした。全国平均が0.99本なので、半分程の本数ということになりますね。
●虫歯の多い県はなんと…
虫歯の少ない県の上位は平均本数が1に満ちませんでしたが、ワースト1位となってしまった県の虫歯の平均本数はなんと2.2本。その差はなんと4倍ちかくにもなります。そんな不名誉な結果になってしまったのが沖縄県。どうしてこんなに差があるのでしょうか…。

もっとも虫歯の本数が少ない新潟県と、もっとも多い沖縄県。いったい何がこのような大きな差を引き起こしているのか…。手がかりとなりそうなデータがありました。
●歯ブラシの購入本数の差
平成25年のデータになりますが、新潟県民一人あたりの年間歯ブラシ購入本数は平均6.0本で全国2位。2ヶ月に一度は新しい歯ブラシにしていると予想できますね。比べて沖縄県民は平均2.2本と、新潟県民の1/3という結果に。全国ランキング(全国平均4.6本)でも最下位でした。

歯ブラシの交換時期は、少なくとも1ヶ月に1回が適正なのですが、この基準には及ばずとも両県の差は明らかですね。歯ブラシは適度に交換しなければブラッシングの効果が薄れてしまうので、その影響もありそうです。

地域差もみえてきた

これまで、新潟県と沖縄県を比較してきましたが、虫歯の本数の差は、実は県単位よりも地域で大きくひらいています。12歳児の一人あたりの平均虫歯本数は、全国平均に比べると東北以北と九州以南がとても多いのです。明らかな地域差がみてとれます。気候や生活習慣、食文化などに関係するといわれています。

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