歯科コラム

家でもできる?正しい歯石除去の方法が知りたい!

皆さんはどのくらいの頻度で歯医者へ通っていますか?また、歯医者へはどのような治療を目的に通っていますか?
おそらく、治療で通っている人もいれば、定期検診で通っている人もいると思います。
ところで、歯科の中で通院が長くなる疾患はどのようなものだと思いますか?
虫歯は少し短いですよね。入れ歯を作るにしても数ヶ月です。矯正治療で顎を全体的に矯正している場合では、長期的に通う必要があります。
しかし、矯正治療よりも長期間歯医者へ通わなければ治らない疾患があります。それは、歯周病です。
今回は、「歯周病が治りにくい理由」や「歯周病の進行に関与する歯石ができる理由」「自宅で歯石除去はできるのか」などについて武蔵新田まつ歯科がご紹介していきます。

歯周病の進行と歯石

歯周病の進行と歯石

歯に、石のように硬く付着しているものがあります。それが歯石です。歯石は、歯に付いているだけではありません。歯石の表面はざらざらしていて、プラークが表面に付着しやすくなっています。通常の歯は表面がツルツルしているため、歯石がある歯とツルツルの歯では大違いなのです。
では、プラークが付着すると、具体的にどのような弊害が出るのでしょうか。

■虫歯になりやすい
プラークの付着が多くなると、虫歯になりやすくなります。これは、虫歯の原因となる細菌がプラークを餌にして酸を産生するからです。細菌が産生する酸によって、歯は溶けます。歯が溶けるとそこは虫歯となり、歯の崩壊が進んでいくのです。

■歯周病が進行する
歯石は、歯の中途半端な部分に付着しているわけではありません。主に歯の根っこに付着しています。要するに、「歯と歯茎の間に付着している」ということです。
歯周病は、歯石が覆っている歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」と呼ばれる溝の中にいる細菌によって引き起こされます。ただでさえ歯周ポケットの内部は酸素が少ないのですが、歯石で覆われることで酸素は大幅に減少してしまいます。
歯周病の原因となる細菌は、酸素を嫌う性質があるため、酸素が行き渡らない状況は願っても無いチャンスなのです。

歯石ができる環境とは

歯石はどうやってできるのでしょうか。これを知っておけば歯石を予防できますよね。
まず、歯石の元となるのは「プラーク」です。プラークが溜まったまま放置しておくと、歯石へと変化していくわけです。
プラークを放置すると、プラーク中の水分が蒸発して硬くなると思っている人もいるかと思います。しかしそれは間違いで、プラークに「ある成分」が付着すると歯石になるのです。では、その成分とは何でしょうか。少し考えてみてください。
身体の中で硬いものといえば何でしょうか?

●骨
●歯

くらいですよね。
では、それらは何からできていますか?医療関係者でなければ細かく答えることはできませんが、主に「カルシウム」が関係しています。
「牛乳やヨーグルト・小魚とかカルシウムが関係している食品を食べるとプラークが歯石になるの?」と思われたかもしれませんが、それも違います。
実は、「唾液腺」という器官でカルシウムが分泌されているのです。
唾液腺とは、唾液を分泌する器官で、ここから分泌される唾液にはカルシウムイオンが含まれています。カルシウムイオンは、分泌されてプラークと結合することで、歯石のように硬くなります。また、唾液中に含まれるリン酸イオンも、プラークと結合すると歯石になるのです。

歯石ができたらどうするか

歯石ができたらどうするか

歯石ができたらどうしたら良いでしょうか。それは簡単です。
「歯石を除去する」ということに尽きます。そのために歯医者へ通って歯石除去をしているという方もいるのではないでしょうか。ちなみに、歯石除去には2つの方法があります。

■超音波を使う方法
超音波のスケーラーと呼ばれる機器を使って歯石を除去します。超音波スケーラーは毎分何万回も振動し、水を流しながら使用することでキャビレーション効果が期待できます。ただし、超音波スケーラーは、心臓ペースメーカーを使用している患者さんには使用できません。ペースメーカーの誤作動を起こす可能性があるからです。
また、歯石の中でも2種類に分けることができますが、歯茎よりも上にある歯石を「縁上歯石」、下にあるものを「縁下歯石」と言います。縁上歯石は、超音波スケーラーで容易に効率的に除去できるのが特徴ですが、縁下歯石は手作業でなければ除去できません。

■手作業で行う方法
手作業で行うのは、縁下歯石のときが多いです。歯の根っこに強く付着しているため、手作業で丁寧に除去していきます。ただ、痛みを伴うことがあるため、麻酔をして除去する傾向にあります。

自宅で行うセルフケア

自宅では、欠かさずに歯磨きをすることが重要です。しかし、歯石予防の観点で言うと、歯ブラシだけの歯磨きは効果的だと言えません。
歯ブラシ以外の口腔清掃補助器具を使用することで、より効率的に歯石予防をすることができます。
口腔清掃補助器具とは以下のものが挙げられます。

●デンタルフロス
●歯間ブラシ
●タフトブラシ
●マウスウォッシュ

これらは全てドラッグストアでも売られていて、簡単に手に入れることができます。ただし、自分自身で口の中を見ることはできません。そのため、定期的に武蔵新田まつ歯科で歯石が付いていないかどうかチェックしてもらう必要はあるでしょう。

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