歯科コラム

口の渇きが虫歯と歯周病の原因に!?すぐにできる口の渇き対処法

口の渇きを感じる・ネバネバが取れないという悩みを抱えていませんか?唇の乾燥もそうですがもしかしたら口呼吸をしているかもしれません。

口呼吸をしていないで口が渇く感覚があればドライマウスの恐れもあります。ドライマウスとは唾液の分泌量が少なくなってしまい、乾燥している状態のことです。水を飲めば良いと感じる方もいますが、水を飲めば飲むほどトイレに行きたくなり生活にも仕事にも影響を与えてしまいます。

そして何よりドライマウスで警告したいのは虫歯のリスクがものすごくあがるということです。虫歯になるというだけでも怖いですが、歯周病や誤嚥性肺炎と言った他の病気も芋づる式にリスクが上がってきます。

今回は武蔵新田まつ歯科が、ドライマウスと虫歯の関係に注目し、簡単にできる対策についても紹介していきます。

ドライマウスは虫歯の天国

ドライマウスは虫歯の天国

ドライマウスになるとなぜ虫歯を発症するようになるんでしょうか。それは唾液が関係してきています。

唾液には口の中を湿らせる効果がありますがそれ以外にも抗菌作用があります。抗菌作用とは細菌の活動性を弱まらせたり、抑制する効果があります。虫歯や歯周病は口の中にいる細菌により引き起こされます。まずは唾液がどのような働きをするのか一通り見ていきましょう。

■保湿効果
口の中を湿らせているのは唾液です。唾液には粘液性と漿液性というのがあり、漿液性はサラサラしていて粘液性はどろっとしています。これらの唾液は食事の時と安静時とで使い分けられて勝手に分泌されています。そうすることで食べ物の消化促進や口の中を一定に湿らせることができるのです。

■自浄作用
唾液には食べかすや細菌のエサとなるプラークを洗い流してくれる仕事があります。これを自浄作用と言います。歯に付着している汚れを勝手に洗い流してくれますが、完璧には除去できないのでそこを歯ブラシで私たちは除去しているのです。唾液が分泌されないと今まで洗い流されていた分が残っていることになるので非常に汚くなっているとわかっていただけるでしょうか。

■抗菌作用
唾液の中に含まれるタンパク質の中に抗菌作用を持つものがあります。これらが活躍することで細菌が活発にならずに済んでいます。しかし、口の中には何万という数の細菌がいて全ての活動を抑制できません。

■歯の再石灰化
歯は石灰化しています。そして虫歯になると細菌が産生する酸によって歯が溶かされていきます。これを脱灰と呼びます。歯が脱灰されていくというのは歯が溶けていくと言い換えることができ、そのまま進行すれば虫歯となるわけですがこの脱灰を止めて再び石灰化させる機能が唾液にはあるのです。唾液中に含まれて居る重炭酸イオンやリン酸イオンなどが歯に付着することで再び硬くなります。初期虫歯程度だったら唾液の力で治ることもあるのです。

一番簡単なのはガムを噛む

虫歯のリスクがここまで上がるのであれば唾液を分泌させたいですよね。では一般家庭で唾液の分泌を増やすにはどうしたらよいでしょうか。
一番簡単なのはガムを噛むことです。ガムはどのメーカーさんのガムでも、どの味のガムでも構いません。

身体は咀嚼をすると唾液が分泌されるようになっています。なので、味がしなくなったガムでも噛み続けると唾液は分泌され続けるのです。
ガムは硬めのガムよりかは柔らかく噛み続けられるものを選ぶようにしましょう。唾液分泌には筋肉トレーニングも必要ですがそれは歯科医院で歯医者の指導のもと行うのが良いです。

一般家庭では刺激時唾液というのを分泌させる意味でガムを噛み続ける。これが一番簡単ですぐに実践できます。

歯医者で行うドライマウス治療

歯医者で行うドライマウス治療

ガムは家で噛んでもらうことにして、歯医者へ通ってもらった際にはどのような治療ほうや対処療法があるのかご紹介していきます。

■唾液腺マッサージ
ガムは噛んで唾液腺を刺激しましたが、唾液腺マッサージは意図的に唾液腺をマッサージして分泌や機能回復を目的としています。唾液腺は耳の下にある耳下腺や顎の下にある顎下腺・舌下腺という3つの唾液腺が3大唾液腺として有名です。中でも一番マッサージをしやすいのが耳下腺で耳の下に円を描くようにマッサージします。しかし、これには歯医者の指導が必要です。

■保湿剤
唾液の代用品として保湿効果のあるスプレーやジェルを口のなかへ入れます。最終的には飲み込んでしまいますが保湿剤をするのとしないのとでは大きく違うので対処療法として用いられることが多いです。

■禁酒
アルコールには利尿作用があります。身体から水分が抜けると唾液の分泌量も減るので一時的に禁酒をお勧めしています。

■マスク着用
マスクを着用すると口元の保湿効果がありますよね。冬場の乾燥しているシーズンにはマスクを着用してみてください。

■加湿器の使用
加湿器を部屋の中で使用し、一定の湿度を保つことも大切です。

■うがいの頻回
水を飲み続けるとトイレへ行く回数も増えてしまうので、うがい程度にとどめておきましょう。うがいを1日数回行うだけでも口の中が湿ります。

-症状別メニュー- このようなお悩みはありませんか?

虫歯を治したい

白く美しい歯にしたい

虫歯や歯周病を予防したい

歯並びや歯の形が気になる

常にいい状態の歯でいたい

お子さまの歯の治療

知覚過敏について

歯を失ってしまった

銀歯を白くしたい