歯ぎしり・顎の痛み
歯ぎしり、顎の痛みについて
「歯ぎしりは癖だからなおらない」「放っておいても体に害がなさそうだからいいや」と思っていませんか?
他の人に指摘はされてしまうものの寝ている時の事ですので、どの位かもわからず、なんとなくそのままにしている人はとても多いです。
歯ぎしりを放っておくと…
- ・肩こりやあごの疲れ・痛みの原因になる
- ・顎関節症の悪化(頭痛・腰痛・めまいなど)
- ・歯のすり減りやひび割れ、歯の根もとの欠けの原因
- ・歯周病の進行
- ・かぶせ物が取れることがある
歯ぎしりセルフチェック
- 頬の内側に舌でかんだ痕がある
- 歯と歯ぐきの境い目が削れている
- 肩こりや頭痛がひどい
- 朝起きた時、顎が疲れている感じがする
- 起きている時にも無意識のうちに歯を噛みしめている時がある
- 歯にひびがあったり、欠けた部分がある
歯ぎしりの治療方法
歯ぎしりの原因はストレスとよく言われます。歯ぎしりは治したいですがストレス社会で暮らす現代人がそう簡単にストレスフリーな生活を送ることは難しいでしょう。
歯ぎしりは寝ている間にマウスピースを付けて治療することができます。
マウスピースは5000円前後で市販でも売られていますが歯科医院で作ると、患者さんお1人お1人にピッタリ合った装着しやすいものを作ることができます。
価格も市販の物と大きな差はありません。
歯ぎしりでお悩みの方は是非一度ご相談ください。
顎関節症
顎関節症は、歯ぎしり、食いしばりなど、顎関節に外傷性の力が加わると発症すると言われています。早期接触(咬み合わせた時、ある歯が他の歯より先に当たる)など噛み合わせが悪いとさらに悪くなる可能性があります。 また、早期接触は、歯槽膿漏を悪くする原因にもなります。
このように、顎関節症と歯槽膿漏は、原因が共通しておりますので、当院では、あごの状態だけでなく、噛み合わせや歯槽膿漏の評価も行い、総合的に診断、治療していきます。
また、奥歯がない方の顎関節症の治療はマウスピース治療などが困難なため、奥歯の咬み合わせをインプラント治療によりしっかり回復することで顎関節症の治療を効果的に行うことなども行っております。